古来より、四国八十八ヶ所各霊場第71番札所から第77番札所までの7ヶ寺を一日で巡拝する「七ヶ所まいり」という参り方があります。「四国八十八番寺社名勝」という絵図に「足よはき人は 此印七り七ヶ所をめぐれば 四国巡拝にじゅんずといふ」と、この「七ヶ所まいり」を勧めてもいます。この7ヶ寺には、ご本尊とともに皆様をお守りくださる七福神なで仏がお祀りされており、お大師さまと共に「同行二人」の信仰をもって巡拝されると福運が授かるといわれています。
らしいです
四国八十八ヶ所霊場
弥谷寺(第71番)
曼荼羅寺(第72番)
出釈迦寺(第73番)
甲山寺(第74番)
善通寺(第75番)
金倉寺(第76番)
道隆寺(第77番)
天気も良かったので参ってきました。
初めてのことだし、いつものダラダラ日曜日の朝だったので出発が遅くなったけど無事参れました。
まずは弥谷寺
行きたい200のお寺みたいな本にも載ってましたね。
車で途中の無料駐車場まではいけたのですが、そこから階段が険しいです。
結構高くまで登ってきましたね。
納経帳に御朱印をお願いします。
御朱印帳の逆からは七福神の御朱印もできると教えてくださって、500円(今年から200円値上げ)ですがせっかくなのでお願いすることに。
(4月1日から七箇所参りの御朱印も200円値上げ)
コロナ前にお遍路さんを行うと思って準備してたのに行けず、金剛杖だけは持ってきたのにその他のを忘れて悔やまれるとこ。
忘れっぽいので、なんでも紙に書いて事前に準備しなければ本当にどうかしてる。
曼荼羅寺は駐車場が200円。
申告制らしく、御朱印書いてもらう所に200円入れるシステム。
入れなくてもバレないかもしれないから入れなかったり忘れる人も居るでしょうけど、何の為にお遍路してるのか自問自答ですよ。
曼荼羅寺からすぐ上にある
出釈迦寺
すぐそこまで車で来れるので助かりますが、昔の人はなかなか大変でしょうね。
今でも歩いて廻ってる方もおられるでしょうけど。
甲山寺
うさぎの言い伝えがあるので、おみくじとかもうさぎ。
兎年のわたくしとしてはテンション上がりましたが、我慢します。
道隆寺順番を変えて最後の77番に向かいました。
道隆は空海の弟子で実の弟が3番目の住職だったかなぁ……(うる覚え)
ひとつ戻って金倉寺と書いてこんぞうじと読みます。
流石、金と名前に付くのでめぼしい御守りがありますが、ここでも我慢。
こんなこと言うとバチが当たるかもしれないけど、御朱印と駐車場で1,000円を七箇所でお布施してると目に付いたからといって、授かるわけにはいきません。
まあ遠路はるばる来られて、次いつ来れるやわからないならわたくしも財布の紐が緩むでしょうけど。
近々また来ます。
御礼参りを兼ねて今度はバイクで廻りたいですね。
そして最後に善通寺
到着が16時過ぎてたから空いてたけど、出来ればもっとお陽さんが高いうちに参拝したいですね。
順番では甲山寺の次だし、場所も近く。
だけど、善通寺では時間の許す限りゆっくりしたかったので最後に変えました。
お陰でたっぷり良い運気をいただけたはず。
17時は過ぎると御朱印書いてもらえませんからね。
お不動巡りも出だしで途中だから再開しないといけませんね。
お遍路さん巡りは団体ツアーに遭遇するのは避けられませんし、お寺も確かな収入源でしょうから無下にできません。
ただ、ワチャワチャ世間話をお参りしてる時に聞こえてくるのは……わたくしの修行不足というか精神統一が足らないのでしょう汗
安直な感想としては、車で廻って納め札やロウソク線香も忘れてお経も唱えてませんが、昔を感じると、今は生かされてるんだなと思いました。
現代も生きてるだけで色んな不満やストレスもありますが、飢えに困る事は最終的には無いですからね。
見栄とか贅沢さえ我慢すれば食べていけるし、休日は必ず毎週ありますからね。
かと言って、残りの人生を修行僧の様に生きてはいけないし、やっぱり欲しいものは手に入れたい欲望もあります。
最終的には、お遍路さんを廻りたくても足腰が丈夫でなければ諦めなければなりません。
今は健康だからこそ、いっぱい働いて欲しい物は手に入れる欲望を叶えれる。
まあ矛盾というか結局欲望の比率が上がったり下がったり、自分ではどうにもできない人生に導かれたりしてますね。
年々、階段がしんどい年齢というか運動不足ですが、定期的にお参りして、煩悩に喝をいれなければならないと自覚しました。
暑くなる前に行きたい神社仏閣を巡りたい、巡ることが可能な休日を望むです。