原作:朱野帰子
面白かったですよ。
社畜と定時帰宅マンの両方の目線で読めます。
昔の戦争を題材に、って言うと堅苦しいですが、無能の指揮官による無謀な作戦に従わざるを得ない兵士。
現代の無能な上司による過酷な残業とノルマに置き換えられて話が進みます。
読みながら考えさせられます。
と言うのも、わたくしも「金、金、金!」って散々ブログで書いてますが、仕事をしてる以上正当な報酬は望みます。
本編では、過度な残業による体調面の心配、もっと言うなら残業しなければならない仕事を取ってきて、それを良しとする上司や会社に不満をもって、自分の仕事は片付けて定時で帰る。
わたくしも働き出したのは平成ですが、働き方は昭和の名残があるのは否めません。
しかし、やり甲斐があったり報酬が与えられるなら、残業も絶対嫌とかではありません。
ただ、今でもそうですが、職場に給料分働かない者が不当な報酬を獲ているの絶対に許せないマンなんです。
まぁ誰だってそうだと思いますが。
「忙しい時は皆で乗り切ろう」
「暇な時期は皆で順番に休みを取ろう」
そういうタイプ。
それでも1番になって休みとるタイプではありませんが、定時の時は1番になって帰るタイプです。
理由は店長がいつまでも定時なのに残ってると、他の人達も帰りづらいでしょうから。
2巻、3巻まで続いてるみたいなので、またタイミング見て借りたいと思うくらい気に入ってます。
「給料分は働きますか」
好きな本「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーの言葉です。
教訓にしてます笑