ん〜、トータルでは微妙かなぁ。
映画にもなったし、本も売れてるみたいだから期待値だけが上がった感じかな。
小説の概念を崩した、インタビュー形式みたいな会話で話が進む。
A:おはよう
B:そうだね
A:ところで先日の件だけど
こんな感じで殆ど会話で謎を解きながら進めていく感じ。
慣れたらどうってことはないが、小説としては深みがもう1つかなと。
家の見取り図が良く載ってて、それを見ながら不思議な構図と出来事を紐づけて行くのですが。
わたくしは普段、一冊に2週間かけて読んでます、返却期限と自分の読書時間の都合で。
面白い作品は1週間で読み切る場合もあるけど、今回のも1週間で読み終えたけどこれは中身が薄かったからかも?
もしくは、映画になるくらい人気で自分が気付かないだけでめちゃくちゃ面白い作品なのかもしれません。
ネタバレではないけど、最後の解決が面白くなかった。
それで解決するならどの作品でもこじつけできるよ、と。
(夢オチとか超能力とかの類いではありません)
逆に実写映画でどういう風にホラーと解決を演じてるのかも観てみたい気もしますが。
謎がわかってから観ても面白さは半減だろうし、その謎解明に不満を持ってるから観ない方が良いよかな。
ミステリーとかで探偵が通りすがりのキャラの何気ない一言をヒントに解決する、ああいうの嫌いなんですよ。
通行人「押してダメなら引いてみなって言うじゃん」
通行人のツレ「なにそれー」
探偵「……そうか! わかったぞ!」
こういう流れ嫌いなんです。
もっと偶然じゃなく考えぬいて謎を解いてほしい。
今作はそういう偶然による発見ではなく、事実を知ってる人が最後に淡々と話すだけというね。
主人公(が誰かはわからないけど)らしき主要人物が謎を聞き役に回って解決(納得)するという前代未聞の解説法。
無いわー。
最初の方の謎解きというか悩んだり考えたり調べたりするのが全て無意味になるというね。
つまり、小説でも漫画でも、基本中の基本みたいな基礎的な筋ってのがあると思うんです。
例えば小説なら語り手が犯人であってはならないとか、犯人が話の最後に登場するとか。
今作は会話調で読み進めて、割と謎に行き詰まる事無くあれよあれよと解決に進む。
最後は謎を独りでずっと語るというね。
ちょっとお涙頂戴の環境も入れ込んでるけど、そんな馬鹿なって設定に感情移入出来ずに終わる。
あまり酷評するのも気が引ける。
何故なら売れてるから笑
自分の感覚が世間様も違うのをアピールして
「俺、わかってるわー」
みたいと思われるのが恥ずかしい笑
本屋のランキングとかで、売れた順位で並べられてるが、実際は買った人の評価のランキングが知りたいですね。
けどAmazonとかで高評価の作品に星1つで長々と酷評してる人見ると、自分に合わないだけで粗探しみたいに書いてる人見ると哀れに思う。
……それって……汗
ポチっと押してくれた全ての人に感謝です
どうせなら宣言しとこうと思いついたのですが、ブロガーさんのブログ観覧しててスターは押しますがブログ村等のバナーも必ず押す宣言をしておきます