とある記事を読んで、羨ましい気持ちと、ちょっと違うかなという気持ちが交差したので。
まず、わたくし節約生活しながら意識高いつもりでそれほど高くなく、生活水準は低く生きております。
無駄遣いも普通にします。
わたくしは今より若い頃に、ローンばかり組んで現在しわ寄せがやって来て、節約貧乏生活を余儀なくしているわけですが、決して節約貧乏生活を楽しんでいるわけではありません。
ただ「自業自得」という言葉が重くのしかかっているので、甘んじて受け入れて生きてるだけです。
宝くじも買いますし、一発逆転なんか狙ってます。
そもそも、宝くじ自体が無駄遣いでは無いかとさえ思いますが笑
無駄遣いしない、というより身分相応の生活をする、というのが大切だと思っております。
世の中不平等で、産まれながらにしてお金持ちの人も真逆の人もいます。
そんな事にいちいち腹立てても天地はひっくり返りませんし、悩んでる暇があればなにか楽しい事でも考えた方が人生有意義でしょう。
本題に入りますが、先程も書いたように節約貧乏生活は仕方なく送っている人生でございます。
それが自業自得だからです。
わたくしがまだ20代とかなら、30歳までに借金返して普通の生活をする!
とか宣言できるんですよね。
30歳から少なくても貯金しながら生活すれば、老後も少しはマシでしょう。
もうすぐ50代ですが、定年までに質素に生活して借金返して貯金すれば、少しはマシでしょう。
どれも健康であれば、という前提ですが。
20代のわたくしが、40代の今のわたくしを見て、自業自得だろと言うのは仕方ありません。
しかし、今のわたくしが60代にも同じように節約貧乏生活を送っていたら、どうして散財したんだって怒るでしょうね。
20代の頃は、若くて給料全部使ってもなんとでもなるって愚かな思考でしたし、実際働きまくればなんとかなってたので、無理してローン組んでしまいました。
今はその20代の頃の考えが甘すぎたことを痛感し、無駄遣いは止めようという思考になってます。
ですので、借金返して普通の生活水準に戻る時が来たら、後は節約貧乏生活が染み付いているので、このまま贅沢しないで行けば、少なからず貯金が出来るはずです。
その人生で、60代で定年頃にもまだバイトしまくってローンが終わらないとかだと、コイツ懲りてないじゃん!
って罵倒しますよ、我ながら。
で、ここからが本題の本題です。
仮に定年頃にもバイトしまくって支払いに追われてる様な無駄遣い生活が抜けてなかったとして、節約な生活をしていたとしましょう。
当然、節約生活も余儀なくしているわけです。
節約生活は良い事なんですよ。
ただ、それが当然だとか、寧ろ誇らしいとか思う様な人間にはなってほしくない。
というかなりたくない。
安くても週末は外食したいとか、定年してもバイトしなくても生活出来てたり、社会との繋がりで週3程度のお小遣い稼ぎ程度とか、身体に無理のない生活がしたいんです。
まぁバイトは健康状態にもよるので置いといて、節約生活を誇らしく生きるのは、ちょっと違うかなと。
節約は良いんです。
ただ、貯金が1億あるけど節約してるとか
(それはそれでどうかと思うけど)
介護が必要になっても国に頼らず貯金で家族に迷惑かけない程度の蓄えがある人が、節約術を公表してるのは頷けるんです。
寧ろ、芸能人とかが高級車買いました動画とかより何倍も好感度アップです。
しかし、貯金無し年金極少だけど節約生活が楽しいです。
……ん?
それって、なにか大きな理由があるの?
仮に自分に置き換えるとしたら、アラフィフで無駄遣いは生活を地獄に堕とすって身をもって体験しているのに、また繰り返したの?
となりますよね。
社会人になって40年以上あって、どこかで無駄遣いしてもどこかで真面目に貯金もするはずですよ。
無駄遣い→節約→無駄遣い
これが最悪なパターンですよね。
少し表現を変えてみましょう。
肥満→ダイエット→肥満
若い時から我慢せずに、好きなものを好きなだけ食べ、ある時からダイエットを始め成功しますが、リバウンドもあって結局肥満になる。
肥満の次に待っているのは、肥満による病気です。
1番わかりやすく糖尿病を例にしましょう。
定年退職した人が糖尿病による生活を余儀なく送っているとします。
食べたいものも食べれず、身体中が大変だけど、健康だったらもっと甘い物とか高カロリー食べまくっていただろうし、今の生活を楽しんでます。
……嘘ですよね、もしくは強がり。
誰だって大病はしたくない。
けど大病に向き合って戦ってる人に対しては凄いなと普通に思うけど、糖尿病は遺伝も大きいけど大半は自己責任ですよね。
糖尿病が悪化する前に、食事制限できなかったのか?
できなかった理由は自分にありますよね?
仮に、糖尿病生活になって初めて人生観変わったとしても、それが当たり前、楽しんでますってちょっと違うと思うの。
いやね、糖尿病は可哀想だし、大変だと思うんですよ。
しかし、糖尿病になってない人、もっと遡れば肥満になってない人。
健康診断とかでも、正常からメタボ予備軍、メタボとか進んで行きますよね。
血糖値とか高血圧とか、色んな診断して、常に正常を目指した生活を送るわけですよね、普通の人は。
遺伝が強い人は置いといて、自己責任の肥満からの糖尿病の人に対して、皆が皆、同情を心の底から出来るのか?
と言えば出来ないと、わたくしは思うんです。
わたくしの心が荒んでいるのもありますが笑
「正直、糖尿病生活を送って初めて健康大事ってわかったけど、今は糖尿病生活を楽しんでいるの」
やらない善意よりやる偽善、とはまた違うけど。
客観的に見て、そうなる前に気付いてよ。
というより、なるべくしてなってるよね?
大丈夫?
痩せ我慢?
等と、本人からすれば「ほっといてくれよ」
って思う様な事を考えてしまうんですよね。
節約生活に話を戻しましょう。
個人的に本とか読んだ程度の知識で思うのが、節約が必須になり、それでも応援したくなる年代。
それは、子育て世代なんだと思います。
20代前半から30代後半。
子育てに年代で縛るのもおかしいかもしれませんが、ある程度年齢を経て子育てする世代なら、それまで貯蓄があるはずなんです。
ですので、例外的に無い方は今回除外して。
特に20代夫婦の子育て世代は、奥さんの収入もアテにならないと思いますし、貯金もそんなに余裕無いかなと。
それに、ご主人の方も20代なら仕事でもまだまだ余裕ある役職ではないだろうから、仕事と家庭の両立が大変なんだと、勝手に思います。
ただ、20代なら親も50代とかの場合があり、近場なら手助けも援助も甘えれるかもしれませんが、それでも贅沢な生活を続ける子育て世代はごく稀だと思います。
大半の方が、節約して少しでも子供の為になにか使ったり、今後の為に貯金に回したりすると思うんですよね。
そう、子育て世代の節約と、老後に向かってるわたくしの様な余儀なく送ってる自業自得節約とでは、意味が違うんですよね。
ただ、食事とか諸々生活に役立つ節約術は、子育て世代のお母さん達にも役に立ちます。
お野菜の料理アレンジ等、節約と健康の両立で羨ましいですよね。
では、わたくしの様な節約が何にも約立たないかと言うと、そうでもないんです。
1つだけ、たった1つだけは役に立つ意味がブログの中にあるんです。
それは……
こんな風にだけはならないでね
つまり、反面教師ですね。
若い世代はこれから未来があります。
定年退職前後には未来はありません。
酷な言い方ですが、未来は過ぎ去っているのです。
老後も楽しみたいとか、おこがましい限りです。
老後を豊かに暮らしてる平凡家庭の方は、働いてる時に無駄遣いとかせずに、慎ましく生活してきた人でしょう。
若く元気な時に後先考えず今を生きる人と
元気が減る老後を見据えて生きてきた人と
どっちが正解かは分かりません、人それぞれです。
が、若い子育て世代に今を楽しめ、貯金なんかしなくても老後なんとかなるぜ!
みたいな助言は、わたくしは好ましくありませんね。
日常の間抜けなブログで、このオッサン貧乏だけど楽しそう、とか思う奇特な子育て世代は居ないと思いますが、老後、最低年金でも楽しいです、若い今を存分に楽しもう!
みたいなのは、真に受ける人もどうかしてるけど、発信者は自分を反面教師だと自覚して投稿するのが、良い世の中になるんじゃないのかな?
と、ここまで書いて、書く方は自由だし、わたくしもこんなこと勝手に書いてるけど、読み手側がどう受け止めるかは本人の自由ですしね。
失礼しました汗
毎週火曜日に新聞掲載されている記事で、矢沢永吉さんのコラムが凄く楽しみなんですよ。