
「じい散歩」でファンになった藤野千夜さん作品
また、と付くので続編です
何も事件も哲学も無い、淡々と日常が進む作品です
団地住まいの幼なじみの女の子2人(50代なのでわたくし同世代)、独身で個性的な彼女達は、現代には行きにくいけどしっかり生きてます
色々共感できたり、大変だねぇとか思ったりしながら読めました
「じい散歩」でもわかる通り、おじいちゃんが散歩して家族の問題に困った困った言いながら喫茶店入って食事する
哲学的(笑)に語るなら、どんな問題があっても食事は必要で寝たら明日は来る、みたいな
団地のふたりも、もしその団地が取り壊しになったら行くとこはあるのか、とか思うけど今のとこそんな問題は出ずに、日常を過ごしてる
決して羨ましいとか幸せとか、安易に言えないけど、リアル生活でお知り合いになれたら、頻繁ではないけどたまにはお茶する距離感が良いなと思いました
絵を描く仕事をしてるがあまり仕事がなく、もらったりセドリした品物をオークションで売って生活してる彼女は、車に乗る事が出来ないので、幼なじみの運転ならなんとか少しは行ける場合がある
そういうのって、当事者しかわからないけど、誰でも色んな悩みや、周りの人が当たり前に出来てる事が出来ないとかあるんでしょうね
それが他人に迷惑はかけないけど、本人は大変困ってるとか
結局、そういう症状が出るから行動範囲が自宅近辺になる
その範囲内で美味しくてお得な喫茶店でホットケーキ食べたりする幸せ
原作者の藤野千夜さんは、本当に自然に食事シーンを入れて読む方に興味を持たすのが上手いなと思います
これみよがしに食事シーン語ってレシピ並べて、食レポみたいな感想を言われても興味湧かない作者もいますが、この方は良いですね
男女差別では無いが、必ず得手不得手が男女にあると思う
を前提に話すなら、年老いても肉体労働は頑張るから、この資金でご飯作ってもらうとか、もちつもたれつの生活が老後に必要なってくるのかなと
自分のことは自分で出来るが、食生活に問題ある男性と
家事は得意だが、外で働くのが体力的にもしんどい女性が協力
勿論、その逆も然りで?
働く女性と家事の得意な男性
シェアハウス的な暮らしだと、結局人間関係でゴタゴタするかもしれないけど、独身者が増えてく世の中、独身同士で助け合いながら余生を過ごすのも、悪くないと思うのは勝手かな?
縁が無かっただけで、人間的に問題あるから独身って人ばかりじゃないだろうし、むしろ程よい距離感での付き合いは得意なのかもしれないし
独占したりされたらしんどく、かといってずっと独りは寂しい、みたいな人が助け合う
わたくしが男性で、自分の不得意だからという偏見かもしれないが、50代独身だと、大抵男性は外食かインスタント食品で部屋が汚いイメージ
女性の場合、食事も部屋もきちんとしてるけど、仕事の手取りに不安とか
そんな人ばかりじゃないけど、そんな人同士だけは、助け合えば、と読んでて何度も思ってしまった
(どんな読書感想なんだよ笑)
まぁあまり発展しても困る(勝手だが)けど、のほほんと生活していきながら、酸いも甘いも経験していく成長期をシリーズ化してほしいですね
特に同世代だから尚更読んでて距離感が近くてよい
今の50歳って、就職氷河期で、わりと転職とかで苦労して、未だに生活に響いてる世代なんですよねぇ
ポチっと押してくれた全ての人に感謝です
どうせなら宣言しとこうと思いついたのですが、ブロガーさんのブログ観覧しててスターは押しますがブログ村等のバナーも必ず押す宣言をしておきます